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決勝進出チーム決まる ドイツ・BL
[2008/05/09]

5/3 [デュッセルドルフ 6−2 フルダ・マーバーツェル]
5/3 [フリッケンハオゼン 6−2 オクセンハオゼン]
※左側のチームがホーム


 5月3日、ドイツ・ブンデスリーガのプレーオフ準決勝第2戦が行われた。第1戦で快勝していたデュッセルドルフは、6-2でフルダ・マーバーツェルを下し、決勝進出を決めた。ワルドナー、パーソン(ともにスウェーデン)がいるフルダ・マーバーツェルは、ドイツ屈指の名門チームに力及ばず、準決勝で去ることになった。来季はパーソンがECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)でのプレーを希望しているため、移籍することが濃厚。この二人の共演はもう見られないかもしれないだけに、二人とも勝ち星を挙げることができなかったことはやや寂しい。

 決勝進出のもう1チームはフリッケンハオゼンに決まった。昨季王者のフリッケンハオゼンは第1戦でオクセンハオゼンに敗れており、窮地に立たされていたが、900人の観客を集めたホームマッチで本領発揮。第1戦ではあと1ポイントが遠く、なかなか勝ちきれなかったのが嘘のように6-2で快勝し、逆転で決勝進出を決めた。

 ヨーロッパ最高峰のプロリーグ、ドイツ・ブンデスリーガの決勝は5月17日と24日に行われる。24日はちょうど「フォルクスワーゲンオープン荻村杯」と日程が重なってしまい、デュッセルドルフのボル・オフチャロフ・ズース、フリッケンハオゼンのバウム、トキッチらが、荻村杯の出場を急遽キャンセルした。荻村杯は団体戦も行われるため、北京五輪に向けて重要な前哨戦になることが予想されるが、それをキャンセルしてまで所属チームを優先したのだ。どちらにとってもますます負けられない戦いとなる決勝戦に注目だ。


5/3 [デュッセルドルフ 6−2 フルダ・マーバーツェル]
ズース/オフチャロフ −9、−5、−9 馮哲/メン・チンユ
ボル/コルベル 6、9、9 ワルドナー/パーソン
ボル 9、9、−8、6 ワルドナー
ズース 9、−8、9、9 馮哲
コルベル 9、5、−9、−7、−15 メン・チンユ
オフチャロフ 4、14、10 パーソン
ボル 8、−4、9、−9、4 馮哲
ズース 4、2、0 ワルドナー

5/3 [フリッケンハオゼン 6−2 オクセンハオゼン]
馬文革/バウム 2、8、−9、4 梁柱恩/モンテイロ
トキッチ/シュテガー −8、−9、−11 イェレル/ボボチーカ
馬文革 9、5、−7、8 梁柱恩
トキッチ 8、9、7 クリサン
シュテガー 8、10、5 モンテイロ
バウム −5、9、−7、12、8 イェレル
馬文革 −8、−11、7、−10 クリサン
トキッチ 8、5、10 梁柱恩


ニーダー・オーストリア、ECL制覇!
[2008/05/07]

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子決勝
5/2 [ニーダー・オーストリア 3−0 シャルロワ]
5/6 [シャルロワ 2−3 ニーダー・オーストリア
※左側のチームがホーム


 ヨーロッパ最強クラブ決定戦、ヨーロッパチャンピオンズリーグ07-08王者がついに決定した。
 昨年と同じ組み合わせとなった決勝第1戦は5月2日、ニーダー・オーストリアのホームで行われた。昨年は助っ人選手の侯英超(中国)が決勝の2試合で4失点するという大誤算で敗れたニーダー・オーストリアだが、今年の助っ人選手はアテネ五輪王者の柳承敏(韓国)。その柳承敏はトップでスミルノフ(ロシア)との接戦をものにすると、シュラガー、陳衛星(ともにオーストリア)も競り合いに勝ち、ニーダー・オーストリアはストレートで先勝した。

 決勝第2戦は王者シャルロワのホームマッチ。もう1失点も許されない王者はトップでエースのサムソノフ(ベラルーシ)が陳衛星を下すも、2番でスミルノフが柳承敏に敗れ、万事休す。この時点でニーダー・オーストリアの優勝が決まった。
 3番以降は何とか意地を見せたい“元王者”と、勝って優勝に花を添えたい“新王者”のプライドが激突する戦いに。3番はシュラガー(オーストリア)が勝利し、ニーダー・オーストリアが勝利へ王手をかけるが、4番はサムソノフが意地のプレーで柳承敏を撃破。2-2となり、決勝戦にふさわしい好ゲームとなったが、ラストは新王者の勢いが勝り、陳衛星がスミルノフを下し、ニーダー・オーストリアは文句なしの優勝となった。

 見事に昨年の借りを返して優勝したニーダー・オーストリア。来季は柳承敏が移籍することが決まっており、大幅な戦力ダウンは否めないがチャンピオンチームの名に恥じない戦いを見せて欲しい。また、連覇を逃したシャルロワだが、7年連続の決勝進出は立派の一言。来季は8年連続の決勝進出、そして王座復権を目指す。


5/2 [ニーダー・オーストリア 3−0 シャルロワ]
柳承敏 6、8、−8、−8、4 スミルノフ
シュラガー 4、−7、8、9 サムソノフ
陳衛星 9、−8、9、−1、4 J.セイブ

5/6 [シャルロワ 2−3 ニーダー・オーストリア
サムソノフ −8、3、4、10 陳衛星
スミルノフ −6、−6、8、−5 柳承敏
J.セイブ −8、−7、−9 シュラガー
サムソノフ 7、−9、−8、2、10 柳承敏
スミルノフ 11、−6、−9、−8 陳衛星


ドイツ・BL プレーオフ第1戦
[2008/05/06]

4/26 [フルダ・マーバーツェル 1−6 デュッセルドルフ
4/26 [オクセンハオゼン 6−4 フリッケンハオゼン]
※左側のチームがホーム


 ドイツ・ブンデスリーガのプレーオフ、準決勝第1戦が4月26日に行われた。水谷も所属している名門・デュッセルドルフ(リーグ1位)はアウェイでフルダ・マーバーツェル(リーグ4位)と対戦。膝の故障で世界戦を欠場したボルも参戦し、単複で3勝を挙げる活躍。チームも6-1で快勝、2戦目へ向けて大きなアドバンテージを得た。

 準決勝のもう1試合はオクセンハオゼン(リーグ3位)が接戦を制した。リーグ2位で昨季王者のフリッケンハオゼンは、ダブルスランキング2位の馬文革/バウムが敗れるなど、序盤で0-3と苦しい展開。そこから4連続勝利で4-3と一時は逆転するも、リードを守りきれずに痛恨の3失点。黒星スタートとなり、連覇へは黄色信号が灯った。

4/26 [フルダ・マーバーツェル 1−6 デュッセルドルフ
ワルドナー/パーソン −6、−12、−2 ボル/ズース
馮哲/メン・チンユ 10、9、−8、6 コルベル/オフチャロフ
馮哲 −8、−9、−10 ズース
ワルドナー −9、−11、9、−6 ボル
パーソン −11、−5、10、−6 オフチャロフ
メン・チンユ 8、−7、−2、−2 コルベル
馮哲 10、6、−2、−6、−8 ボル

4/26 [オクセンハオゼン 6−4 フリッケンハオゼン]
梁柱恩/モンテイロ 4、3、−9、9 シュテガー/トキッチ
イェレル/ボボチーカ −9、9、−11、8、12 馬文革/バウム
梁柱恩 12、3、5 トキッチ
イェレル 4、8、−9、−2、−12 馬文革
モンテイロ −5、−10、−9 バウム
ボボチーカ −3、9、−7、−13 シュテガー
梁柱恩 −5、−7、−7 馬文革
イェレル 10、6、8 トキッチ
モンテイロ −8、7、9、10 シュテガー
ボボチーカ 8、−11、10、−6、8 バウム


ドイツ・ブンデスリーガ最終節
[2008/04/26]

4/18 [デュッセルドルフ 6−1 プリューダーハオゼン]
4/20 [ヴュルツブルグ 3−6 ブレーメン
4/20 [ユーリッヒ 3−6 グレンツァオ
※左側のチームがホーム


 4月18・20日にドイツ・ブンデスリーガ最終節が行われた。前節で格下相手に敗北を喫したデュッセルドルフの水谷は、18日のプリューダーハオゼン戦にシングルスのみの出場。何とか勝利して名誉挽回をはかりたいところだったが、スウェーデンの中堅選手・モリーンにまさかの敗退。屈辱の2連敗となってしまい、20日に行われた最終試合では出番がなかった。

 一方、2番手での出場で格上選手との対戦が続きながらも勝率5割以上をキープしている岸川(ブレーメン)は、単1勝1敗、複1勝でまとめ、今季は通算成績で単複ともに勝ち越すという活躍ぶり。最終戦でも譚瑞午(クロアチア)にあと一歩のところまで迫るなど、力をつけてきている。また、チームはヴュルツブルグに勝利し、順位を上げた。

 ユーリッヒの高木和の今季最終戦はグレンツァオとの対戦。岸川同様、こちらも2番手での出場が多く苦しんだシングルスだが、格上のブラシュチック(ポーランド)に見事勝利した。今季、シングルスではなかなか勝ち星を挙げることができなかった高木和だが、ロスコフとのダブルスではランキング1位を獲得。インターハイでは水谷(当時・青森山田高)と組んで2連覇を達成しているように、サウスポーとの相性が良いのかもしれない。ユーリッヒは、今季9位で降格が決定した。

 4月20日の試合をもって、レギュラーシーズンが終了した。1位は大本命のデュッセルドルフ。ドイツ代表の主力に加え、コルベル(チェコ)と水谷という圧倒的な戦力で勝ち星を重ねた。2位はフリッケンハオゼン。大ベテランの馬文革(中国)が終始好調をキープ。バウム(ドイツ)とのダブルスではランキング2位、シングルスでは一時はトップを走るなど、助っ人として最高の活躍をした。3位は引き分けが8試合と着実に得点を重ねていったオクセンハオゼン。クリサン(ルーマニア)、梁柱恩(中国語香港)を中心に、チーム全員が安定した成績を残した。そして4位はスウェーデンのゴールデンコンビ・ワルドナーとパーソンがいるフルダ・マーバーツェル。ベテランらしいスロースターターというべきか、出だしこそなかなか勝てなかったが、徐々に勝ち星を積み上げ、最終戦では敗れたものの何とか4位をキープした。
 プレーオフ進出チームは以上の4チームに決定。準決勝はホーム&アウェー方式で試合が行われ、勝者が決勝に進出する。

日本人選手の成績
●水谷隼
4/18 対プリューダーハオゼン
水谷 −9、10、−10、−8 モリーン

通算成績
シングルス:5勝8敗
ダブルス:4勝6敗

●岸川聖也
4/20 対ヴュルツブルグ
ケーン/岸川 7、−9、6、4 凌偉超/カイナット
岸川 8、5、−7、−12、−10 譚瑞午
岸川 9、3、8、6 カイナット

通算成績
シングルス:19勝16敗
ダブルス:11勝6敗

●高木和卓
4/20 対ブレーメン
Dimmig/高木和 −5、−4、−5 パベルカ/フェイヤー-コナート
高木和 7、−7、1、5 ブラシュチック
高木和 −10、−9、−1 フェイヤー-コナート

通算成績
シングルス:10勝22敗
ダブルス:13勝5敗

最終順位
1位:デュッセルドルフ(15勝2敗1分)
2位:フリッケンハオゼン(12勝3敗3分)
3位:オクセンハオゼン(8勝2敗8分)
4位:フルダ・マーバーツェル(10勝7敗1分)
5位:グレンツァオ(10勝7敗1分)
6位:ブレーメン(7勝11敗)
7位:ヴュルツブルグ(4勝8敗6分)
8位:プリューダーハオゼン(4勝10敗4分)
9位:ユーリッヒ(3勝11敗4分)
10位:ゲナン(1勝13敗4分)


元ベルギー代表の第二の人生
[2008/04/21]
 日本ではあまり知られていない選手だが、元ベルギー代表のクロッセが現役を引退し、第二の人生として卓球ショップを経営することがわかった。
 クロッセは1993年に世界選手権初出場を果たし、99年アイントホーヘン大会、2001年大阪大会、03年パリ大会、04年ドーハ大会と世界選手権に計5回出場。ベルギーが男子団体で銀メダルを獲得した01年大阪大会でも団体戦メンバーとしてエントリーされていた。

 クロッセがオープンする店舗は、1階が卓球ショップ、2階が自宅という住居兼店舗の形態。「私の住んでいる地域には卓球ショップがない」ということから、卓球ショップ経営を決めたクロッセ。「同じ屋根の下に住まいと仕事があることはおかしいね」と自嘲気味に話しながらも、選手を引退しても変わることのない卓球への愛情が感じられる。


岸川vs.高木和 ドイツ・BL
[2008/04/18]

4/13 [グレンツァオ 3−6 デュッセルドルフ
4/13 [ブレーメン 6−2 ユーリッヒ]
※左側のチームがホーム


 4月13日に行われたドイツ・ブンデスリーガの試合で日本人選手3人が出場した。デュッセルドルフの水谷隼(明治大)はアウェイでグレンツァオと対戦。オフチャロフと組んだダブルスで敗れ、シングルスでもパベルカ(チェコ)に不覚をとり、この日は勝利なし。チームは6-3で勝利している。

 岸川聖也(スヴェンソン)が所属しているブレーメンはホームで、高木和卓(東京アート)が所属しているユーリッヒと対戦。岸川はケーンとのダブルスで、ダブルスランキング1位で9連勝中と絶好調のロスコフ/高木和組にストレート勝ち。これで勢いにのると、シングルスでもロスコフと高木和に勝利し、3勝を挙げる活躍でチームに大いに貢献した。反対に、高木和は好調だったダブルスでの敗戦が響いたか、シングルスでも2敗を喫してしまった。

日本人選手の成績
●水谷隼
4/13 対グレンツァオ
オフチャロフ/水谷 −11、−7、3、−6 フェイヤー-コナート/パベルカ
水谷 −10、8、−5、6、−10 パベルカ

通算成績
シングルス:5勝7敗
ダブルス:4勝6敗

●岸川聖也
4/11 対ユーリッヒ
ケーン/岸川 6、6、12 ロスコフ/高木和
岸川 10、10、7 ロスコフ
岸川 9、9、−4、9 高木和

通算成績
シングルス:18勝15敗
ダブルス:10勝6敗

●高木和卓
4/11 対ブレーメン
ロスコフ/高木和 −6、−6、−12 ケーン/岸川
高木和 −11、−4、−5 ケーン
高木和 −9、−9、4、−9 岸川

通算成績
シングルス:9勝21敗
ダブルス:13勝4敗

現在の順位(4月13日終了時)
1位:デュッセルドルフ(13勝2敗1分)
2位:フリッケンハオゼン(12勝2敗3分)
3位:オクセンハオゼン(7勝2敗8分)
4位:フルダ・マーバーツェル(10勝6敗1分)
5位:グレンツァオ(9勝7敗1分)
6位:ヴュルツブルグ(4勝7敗6分)
7位:ブレーメン(6勝11敗)
8位:プリューダーハオゼン(3勝9敗4分)
9位:ユーリッヒ(3勝10敗4分)
10位:ゲナン(1勝12敗4分)


前代未聞の再試合 ECL女子決勝
[2008/04/17]

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 女子決勝第1戦
4/11 [ヘーレン 3−1 クロッパッハ]
※左側のチームがホーム

 4月11日に、ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)女子決勝第1戦の再試合が行われた。これは3月7日に女子決勝第1戦で、単純な連絡ミスにより国際審判員が会場に現れず、急遽ドイツ人審判員が代役を務めるという前代未聞の出来事があり、その試合に敗れたヘーレン陣営がETTU(ヨーロッパ卓球連合)に異議申し立てをして再試合となったもの。また、ETTUは再試合を行うことを決定したが、勝者のクロッパッハ陣営はこれを不服としてスポーツ仲裁所に第1戦の有効を訴えるなどコート外での戦いが繰り広げられていた。結局、クロッパッハの訴えは退けられ、再試合が4月11日に行われた。

 この試合、勝ったのははじめに訴えを起こしたヘーレン。トップでヨーロッパチャンピオンのリー・ジャオが、“幻の第1戦”で2点獲りの活躍を見せたクロッパッハの朱芳を破ると、続く王晨が呉佳多をゲームオールで撃破。倪夏蓮はトートに敗れたが、4番で再び回ってきたリー・ジャオが呉佳多に快勝して勝負を決めた。

 再試合になり勝者が変わった女子決勝第1戦。ヘーレンのマネージャーであるレネ・ダニエルは「両クラブの友好関係が損なわなければよいのだが…」と危惧しているが、はたしてどうか。また、ヨーロッパクラブNO.1を決める決勝戦に出場した6名のうち、中国選手・中国帰化選手が実に5名。純粋なヨーロッパ人選手はトートのみというのも何とも寂しい話だ。

4/11 [ヘーレン 3−1 クロッパッハ]
WINリー・ジャオ −8、9、6、9 朱芳
WIN王晨 −5、3、7、−10、9 呉佳多
WIN倪夏蓮 −7、−9、−7 トートWIN
WINリー・ジャオ 9、4、9 呉佳多


決勝進出チーム決定! ECL男子準決勝
[2008/04/16]

ヨーロッパチャンピオンズリーグ 男子準決勝第2戦
4/11 [シャルロワ 3−1 デュッセルドルフ]
4/12 [カジャグラナダ 1−3 ニーダー・オーストリア
※左側のチームがホーム


 4月11日と12日にECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)男子準決勝第2戦が行われた。第1戦でデュッセルドルフ(ドイツ)に勝利していた王者・シャルロワ(ベルギー)は、この日も3-1で勝利。00/01年シーズンから8年連続の決勝進出を決めた。名門デュッセルドルフは99/00年シーズン以来の優勝を狙って、満身創痍のボル(ドイツ)も投入したがトップでサムソノフ(ベラルーシ)との欧州頂上決戦にゲームオールで敗れ、手痛いスタート。2番ではオフチャロフ(ドイツ)がスミルノフに勝利したが、結局これが唯一の得点に。デュッセルドルフがECLの舞台から姿を消した。

 一方、カジャグラナダのホームで行われたカジャグラナダvs.ニーダー・オーストリアの試合は第1戦で敗れていたニーダー・オーストリアが3-1で勝利。大逆転で2年連続の決勝進出を決めた。対するカジャグラナダはスペインチームとして初のECL決勝進出を目の前にしての悔しい敗戦。2番手で何志文(スペイン)が柳承敏(韓国)を破り、一気に流れに乗るかと思われたが、柳承敏に加えてシュラガー、陳衛星(ともにオーストリア)を揃えるスター軍団の底力に屈した格好。

 これで07/08シーズン決勝は昨季と同じシャルロワvs.ニーダー・オーストリアの対戦に決まった。決勝戦は5月上旬に行われる予定。ヨーロッパクラブNo.1がついに決まる。

4/11 [シャルロワ 3−1 デュッセルドルフ]
サムソノフ −9、10、−8、3、11 ボル
スミルノフ −4、−9、5、8、−6 オフチャロフ
J.セイブ −9、10、12、7 ズース
サムソノフ 10、8、−9、7 オフチャロフ

4/12 [カジャグラナダ 1−3 ニーダー・オーストリア
シャン・ミンジー −9、−6、−6 シュラガー
何志文 −7、9、−6、10、5 柳承敏
プリモラッツ −8、−9、10、−6 陳衛星
シャン・ミンジー −4、−16、−5 柳承敏


ヨーロッパコーチ会議開催
[2008/04/15]
 6月14〜15日の2日間、トルコ西部の大都市イスタンブールで第1回ヨーロッパコーチ会議が開催される。この会議はヨーロッパ各国のコーチがそれぞれ持っている知識を共有するもので、アジア選手に大きく水を開けられている現状を打破することが目的である。

 ETTU(ヨーロッパ卓球連盟)会長のボッシは「ETTUがこのような会議を主催するのは初めてで、ヨーロッパ各国にとって刺激的なチャンスになるだろう。また各国の協会が協力し合う歴史的な機会である」と大きな期待を抱いている。


朱世赫がザグレブから移籍
[2008/04/14]
 世界ランキング11位の朱世赫(韓国)が今シーズン限りでザグレブ(クロアチア)から移籍することがわかった。朱世赫はブツ切りカットと攻撃選手顔負けのフォアドライブを駆使して活躍する世界一のカットマン。世界選手権初出場の2001年に大阪大会こそベスト128にとどまったが、2年後のパリ大会では荘智淵(チャイニーズタイペイ)、馬琳(中国)、クレアンガ(ギリシャ)を連破して一気に決勝進出。決勝では経験の差でシュラガーに敗れたが、大会前の世界ランキングが61位だった23歳の若武者の快進撃に誰もが度肝を抜かれた。その後はプロツアーではコンスタントに安定した成績を残し、世界戦でも中国には及ばないものの他国の大きな壁となっている。

 朱世赫は今季ECL(ヨーロッパチャンピオンズリーグ)でプレーし、予選では8戦負けなしの抜群の成績。混戦となったグループB突破の原動力となった。決勝トーナメント準々決勝ではカジャグラナダに敗れ、自身もプリモラッツ(クロアチア)に敗れてしまったが、ヨーロッパNo.1クラブ決定戦でその存在感を大いに見せつけた。
 来季はフランスのルバロワでのプレーが有力視されており、ECLにも引き続き参戦する予定。なお、ザグレブは移籍する朱世赫の代わりに、今季でカジャグラナダ(スペイン)を退団する自国の英雄プリモラッツを獲得する方向で動いている。


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