2006/09/24 ●女子シングルス決勝 王越古(シンガポール) −8、12、−7、−4、9、10、12 郭炎(中国)
女子シングルス決勝の最終ゲームは、信じられないような展開が待っていた。
第6ゲームに5度のマッチポイントを逃した郭炎、最終ゲームは気合いを入れ直し、7−4とリード。ところがここから王越古のバックにまったくミスが出ない。王越古が9−7と逆転し、次の一本はバック対バックから思い切って回り込んだ郭炎のフォアドライブが空を切る。10−7で王がマッチポイント。ゲームの流れからいって、これで勝負が決まると誰もが思った。
しかし、ここから郭炎も意地を見せる。気力を振り絞り、バックドライブの連打で10−11と再逆転。郭炎の気合いに場内のボルテージは最高潮。ここで王越古のバックハンドがネットに当たり、台上に高く浮いた。これで勝負が決まると、また誰もが思ったに違いない。郭炎、これを思い切りフォアスマッシュ。今度はなんとそのボールが郭炎のラケットのエッジに当たり、遥かフェンスの後方まで飛んでいった!
郭炎は12−12の場面でも、3球目攻撃のチャンスボールをラケットのエッジに当てて吹っ飛ばした。さすがにこれで勝利の女神に見放されたか、最後はバック対バックの長いラリーから、郭炎のボールがオーバー。王越古の初優勝が決まった。鳥肌がおさまらない女子シングルス決勝戦だった。
Photo:ベテランならではの精神力の強さ。「格上だから思い切りぶつかった」と語った王越古 Photo:第6ゲームを大逆転されて落とした郭炎、胸に去来する感情は…
 
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