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| 日本のジュニア育成の未来は? | 2007/12/16 編集後記ならず取材後記かな。 日本はよく頑張ったと思います。シニアでもそうだが、ジュニアでも世界のトップに立つ選手というのはきらめくような才能を持った選手たちだ。しかもその中でシニアで活躍できるのは一握り。しかし、この世界ジュニアはそう言う可能性を夢想させてくれる大会と言えよう。中国のように国中からあまた才能ある選手が北京に集まり訓練しているような国は別だが、韓国でも日本でも毎年常に才能ある若手がいるわけではない。日本は毎年のようにメダルを獲得し、上位に入ったり、金メダルを獲るのだからある意味たいした国なのだ。ただこれは協会の力と言うよりも、母体コーチたちの努力のたまもので、そこにチャンスを与えている協会もある意味評価しなくてはならない。 全試合が終わって、フランスの友人、ミッシェル・ブロンデルコーチ、13歳のゴージー選手、トレーニングコーチのフランク、そして卓球レポートの中川君と食事に行った。「日本はもっとマリオ(・アメズィッチ)を評価して欲しい。彼がいなければ日本はどうなっていたのか。彼はすごいコーチなんだ」「フランスは日本とは違う。数少ない才能ある選手たちを大事に育てている。ここにいるシモン(・ゴージー)は13歳で、親から離れてナショナルセンターに来る。大人の場所から彼を守らなければならない。彼を教育し、道から大きく離れないようにするのも我々の仕事だ。どんなふうにこういう子どもたちを面倒見るのかが重要な仕事だ」と彼は言った。 次から次に才能ある選手が出現する日本。選手を数年間にわたり面倒見て教育するシステムが日本にあるのだろうか。この選手がダメなら、ハイ次の選手、と切り替えていないだろうか。まるで中国のコピーのように。ジュニア選手の教育とは何だろう。強化本部に長期的なビジョン、ジュニア育成の明確なプランはあるのだろうか。 水谷、岸川という逸材はいったい誰が強くしたのだろうか。愛ちゃん、石川というスターは誰が育てたのだろうか。日本のジュニア強化とは……。「どこの国も協会というのは問題を抱えているよ。今できるのは協会への不平ではなく、今自分たちが何をできるのかということ」とブロンデルは言った。 日本にはミッシェル・ブロンデルコーチのような男はいるのか? そんなことを考えながら、アメリカのパラ・アルトの最後の夜が終わろうとしている。 (今野)
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| 世界ジュニア選手権、最終成績 | 2007/12/16 ●団体 | 男子 | 女子 | | 1位 | 中国 | 中国 | | 2位 | 韓国 | ルーマニア | | 3位 | 日本 フランス | 韓国 ポーランド |
●シングルス | 男子 | 女子 | | 1位 | 丁祥恩(韓国) | 楊楊(中国) | | 2位 | 許鋭鋒(中国) | 文佳(中国) | | 3位 | 李尚洙(韓国) パイコフ(ロシア) | 木子(中国) A.ソルヤ(ドイツ) |
●ダブルス | 男子 | 女子 | 混合 | | 1位 | 宋時超/閻安(中国) | 李暁丹/文佳(中国) | 許鋭鋒/木子(中国) | | 2位 | 松平賢二/上田仁(日本) | 木子/楊楊(中国) | 宋時超/李暁丹(中国) | | 3位 | 許鋭鋒/張聖伍男(中国) パイコフ/ウトチキン(ロシア) | 石垣優香/若宮三紗子(日本) サマラ/ゲメス(ルーマニア) | 松平賢二/石川佳純(日本) 張聖伍男/楊揚(中国) |
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| 韓国の帰化選手、丁祥恩が中国を破り見事な優勝 | 2007/12/16 男子シングルス決勝 丁祥恩(韓国) 7-11,8-11,12-10,11-7,11-9,11-8 許鋭鋒(中国) 団体戦でも大活躍の韓国の丁祥恩が決勝で中国のエース許鋭鋒に競り勝ち、優勝を達成した。ショートスイングのバックドライブを補佐的に使い、主戦はフットワークを生かしたフォアドライブの連打。前陣でも連打でき、中陣からも放つことができる。韓国らしい卓球と言いたいが、実はこの丁祥恩は中国からの帰化選手だ。韓国に移ってから3年経っているが、見るからに韓国選手らしいマナーや態度を見せている。これで中国選手は男子シングルスで3大会連続優勝を逃した。
  
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| 松平・上田組、中国を破れず、銀メダルに終わる | 2007/12/16 女子ダブルス決勝 李暁丹/文佳 6-11,11-9,11-4,10-12,11-3,11-9 木子/楊揚 男子ダブルス決勝 宋時超/閻安 11-5,11-9,11-8,11-4 松平/上田
日本ペアは終始、中国に台上に小さく止められ、主導権を奪えなかった。それにしても中国ペアは戦術が徹底していた。レシーブを日本のミドルとバックに小さく止め、日本はそこからの攻撃展開ができなかった。しかし、松平・上田ペアの決勝進出は立派。松平は3個の銅メダルを獲得した。
  
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| 楊揚、中国の4番手が勢いに乗り優勝 | 2007/12/16 女子シングルス決勝 楊揚(中国) 11−7、11−6、11−7、13−11 文佳(中国) 日本の石川が準々決勝で敗れた中国の楊揚が準決勝で木子、決勝で文佳と同士討ちで勝った。二人の速い攻めに対して、中陣で距離を取りながら両ハンドドライブでじりじりと攻めていくタイプ。団体戦では出番のなかった4番手が優勝。木子も文佳も攻め込みながらも粘り負けのような形で術中にはまった。
 
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| 男子シングルス決勝は丁祥恩(韓国)対許鋭鋒(中国) | 2007/12/16 男子シングルス準決勝 丁祥恩(韓国) 14-12,11-9,9-11,8-11,11-8,11-9 李尚洙(韓国) 許鋭鋒(中国) 3-11,8-11,12-10,11-7,11-3,15-13 パイコフ(ロシア) 韓国の同士討ちは探り合いながらの試合展開。最後は丁が実力を見せた。 ロシアのパイコフは出足から飛ばす。攻め手の遅い許は守勢に回り、2−0とパイコフのリード。しかし、3ゲーム目を許がジュースで取ると形勢は変わった。パイコフがレシーブでミスが出て、許のカウンターも決まりだし、結局4−2で許。前夜に続き、許は逆転勝ち。
 
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| 女子の決勝は文佳対楊揚の中国対決 | 2007/12/16 女子シングルス準決勝 文佳(中国) 11−4、11−9、11−7、11−4 ソルヤ(ドイツ) 楊揚(中国) 11−9、15−13、11−8、10−12、11−9 木子(中国) 両面ツブ高のソルヤは前夜、中国選手を破り、期待されたが、文佳にフォアをうまく攻められ、いやらしさを発揮できずに完敗。優勝候補の木子は同僚の楊揚に中陣でしのがれラリー戦でのミスが出た。 左の写真は文佳、右は楊揚  
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| 日本は最終日で4大会連続の金メダルを狙う | 2007/12/15 世界ジュニアも残すところ最終日だけとなった。 日本勢、特に男子は水谷、松平健太という大物を欠きながらも健闘している。男子団体に続き、松平賢二・上田の男子ダブルスはメダルを獲得し、明日金メダルを狙う。松平・石川は惜しくも銅メダル。女子ダブルスでは石垣・若宮が銅メダルとすでに4個のメダルを獲得した。松平は3個のメダルにからむ活躍を見せた。弟の健太とは対照的で世界という舞台では卓球センスよりも、まさに努力とひたむきなプレーで勝利をもぎ取るタイプだ。「台上プレーとバックハンドが課題。それがなかったら世界で戦えない」と河野監督にも試合後にハッパをかけられていたが素直に聞く松平。決勝進出を決めた男子ダブルスの試合終了後も上田と確かめるように練習。きらめくセンスがない分を努力で必死で埋めようとする彼の姿は素晴らしい。 女子では、やはり石川の卓球センスが光った。松平との混合ダブルスでも中国男子のボールをカウンターで狙うなど、非凡なラケットさばきを発揮した。連戦による疲れかシングルスでは準々決勝で敗れたが、もう少し体力があれば乗り切ったのではないか。そのボールセンスはこの大会で光っていた。来年の大会では優勝候補になるだろう。 男子シングルスではベスト4に中国選手は一人だけ。あわや全滅という結果になるところだった。今回の中国代表がレベルがさほど高くない証拠だろう。
写真左は準決勝進出を決めた中国の許鋭鋒、右は石川  
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| 混合ダブルス決勝 決勝戦は中国同士の対決 | 2007/12/15 ●混合ダブルス決勝 許鋭鋒/木子(中国) 10、8、−6、7、8 宋時超/李暁丹(中国)
木子は、昨年の第4回世界ジュニアエジプト大会に続き、混合ダブルス2連覇を達成した。写真は優勝した許・木ペア 
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| 男子ダブルス 松平/上田ペア決勝進出! | 2007/12/15 ●男子ダブルス準々決勝 宋時超/閻安(中国) −5、10、7、3、−9、−7、12 丁祥恩/鄭榮植(韓国) パイコフ/ウトチキン(ロシア) 6、8、8、−10、6 Mi.オベシュロ/トレグレル(チェコ) 松平/上田 5、5、8、−7、6 ボベ/サリフ(フランス) 許鋭鋒/張聖伍男(中国) 5、−5、7、−10、7、10 李尚洙/徐賢徳(韓国)
●準決勝 宋時超/閻安 −8、9、6、6、7 パイコフ/ウトチキン 松平/上田 9、3、9、4 許鋭鋒/張聖伍男 写真は決勝に進んだ松平・上田組。最終日に金メダルを狙う
 
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