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韓国の卓球NT(ナショナルチーム)は、直訳すると「国家代表常備軍」という名称になる。2012年度に選抜される「国家代表常備軍」の定員は、男女16名ずつの計32名。日本の男子NTは候補選手を含めて16名、女子NTは同18名なので、規模としてはほぼ同じだ。その「国家代表常備軍」のメンバー選考会、および世界選手権(団体戦)代表の最終選考会が、1月8日まで韓国・忠北提川体育館で行われた。 今回の選考会では、男女とも上位8名が「国家代表常備軍」入りが確定し、男子1位と女子1・2位の選手が世界団体選手権(団体戦)ドルトムント大会の韓国代表に選出される。なお、すでにロンドン五輪の推薦出場枠を獲得している男子の朱世爀と呉尚垠、女子の金キョン娥と朴美英は、すでに「国家代表常備軍」と世界団体代表の両方に内定している。
男子選考会で1位となったのは鄭栄植(大宇証券)。17勝1敗という抜群の成績で初の世界選手権・団体代表入りを決めた。続いて李廷佑(国軍体育部隊)と李尚洙(三星生命)が14勝4敗で並んだが、直接対決の勝敗で李廷佑が2位。4位には13勝5敗の徐賢徳(三星生命)が入っている。柳承敏(三星生命)は12勝6敗で5位に終わったが、代表常備軍には選ばれた。
一方、「若手三銃士」の中でくっきり明暗を分けたのが20歳の金a鉐(KGC人参公社/旧KT&G)。10勝8敗で9位に沈み、自力で代表常備軍入りを決めることができなかった。実は所属チームであるKGC人参公社では、MBC最強戦(昨年12月)での呉尚垠の「無気力試合」を理由に、監督・コーチとエースの呉尚垠が突然解雇され、チームは内紛状態に陥っている。チーム最年少の金a鉐のプレーに影響が出てしまったのも、無理からぬところか。劉南奎監督は、協会推薦枠としてこの金a鉐と高校生の金東寅を代表常備軍にすくい上げている。
女子は1位が石賀浄、2位が唐イェ序、3位が梁夏銀と大韓航空勢がトップ3を独占。帰化選手ふたりが15勝2敗、梁夏銀が13勝4敗だった。石賀浄は昨年、右肩の故障により国内外の大会で成績がふるわなかったが、「自分の実力を証明したかった。必ず1位を獲りたいという決意で臨んだ」とその心境を述べている。若手が次々に育っている男子に比べ、女子は梁夏銀以外には大化けしそうな選手は少ない。ロンドン五輪の女子団体3番手は、石賀浄と唐イェ序、このふたりのどちらかになりそうだ。
Photo上:並み居る先輩たちを連破し、世界団体代表に名を連ねた鄭栄植 Photo下:女子選考会で1位となった石賀浄
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