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用具にこだわる指導者・平亮太監督が選ぶXIOMラケット

 

XIOMのラケットは改良され、グリップは細めになり、握りやすくなった

 

常に全国大会で上位に入る強豪校、埼玉県の正智深谷高の指導者の平亮太監督。

ラバー選びの時には「『テナジー』は良いラバーですね。特に私にとってはあの『テナジー』の軽さが魅力で、ドイツ製ラバーは全体的に重さが問題でした。また女子選手では『テナジー』だと飛びすぎてしまう。飛びすぎてしまうために回転をかけることが難しい」と説明し、「うちの選手はXIOMのラバーだと回転をかける感覚を身につけやすいんですよ。男子のように力があれば『テナジー』を使い、ボールをしっかり食い込ませて回転をかけられる。ですが、女子はラバーにボールを食い込ませて回転をかける力はない。『テナジー』では球離れが早すぎます。『オメガ Ⅶツアー i 』は女子でも男子でもしっかり飛ばすことができます」とコメントした。これは男子の中・上級者にも当てはまる説明でもある。

現役時代、そして指導者の時代の今も、用具選びには哲学を持ち、常に自ら試打も行い、選手たちに合う用具を選ぶ平亮太監督。

今回は、「なぜ正智深谷の選手はラバーだけでなく、ラケットもXIOMを使うのか」というテーマで話を聞いてみた。

 

XIOMの『フィール ZX Ⅲ』。上板に木曽桧を使用し、木材5枚に木材を活かす特殊素材のゼフィリウムカーボンをアウターに配置した。「ボールが食い込んでくれるし、バランスの良いラケット」と平監督。正智深谷で一番選手に使われている

『フィール ZXⅡ』上板に木曽桧を使った木材5枚とゼフィリウムカーボンをインナーに配置したラケット。「インナーのほうが硬く感じるし、球離れも早いと感じる」と平監督

 

新しいXIOMのラケットはグリップが細くなり、

握りやすくなった。改良してもらったことで

相当に質の高いラケットになっていますね。

一番多く選手が使っているのは

XIOMの『フィール ZX Ⅲ』ですね

 

ーーラケットに関しては選手に使わせる点で気にする部分はなんでしょう?

 まずは重さです。シェーク両面裏ソフトで、ラバーはMAXの厚さを使いたいので、ラケット重量を84g以内にしたいんですよ。できたら重くても82gにしたいし、力がない選手だと78gくらいのラケットにしたい。今、卓球メーカーが売り出すラケットは主流が88gから90gくらいです。その中で82~84gを選別するようにしています。

 

ーーラバーだけではなく、ラケットも最近XIOMを使っていると聞いています。

 はい。私もいろいろ試打してみましたが、一番多く選手が使っているのはXIOMの『フィール ZX Ⅲ』ですね。これは上板(表面材)に木曽桧を使い、5枚合板に、ゼフィリウムカーボンという特殊素材を2枚挟んでいますね。このラケットで82~84gの重さのものを選んでいます。XIOMのラバーとの相性が良いラケットなので、使っています。

 

ーーこの『フィール』シリーズのラケットは何年か前に世界選手権のブースで発売しているのを見たことがあります。

 私も以前にこれを試打して、選手に使わせていたんですが……。そこで卓永(XIOM日本販売会社)の鶴さん(同社代表)に言って、発売してもらいました。最初はラケットのエラの部分が大きくて、日本人の手になじまなかったので、改良してもらい、エラを小さくしてもらいました。

 

ーーXIOMのラケットは以前もグリップを韓国選手に合わせているためか、「グリップが太い」という感想が実業団選手に試打してもらった時もありましたね。

 そうなんですよ。あれは日本人というよりも高校生の女子では難しいです。新しいXIOMのラケットは細くなり、握りやすくなった。改良してもらったことで相当に質の高いラケットになっていますね。

 

 

『フィール ZX Ⅱ』の側面。板厚は6.6mmと少し厚めのインナーラケット

 

『フィール ZX Ⅲ』の板厚は5.6mm。アウターラケットだ

 

『アイスクリーム』はグリップも細く感じるし、

握りやすいグリップになっている。

自分が現役だったら使いたくなるラケットです

 

ーー『フィール ZX Ⅲ』と『フィール ZX Ⅱ』がありますが……。

 『フィール ZX Ⅲ』がアウターで、『フィール ZX Ⅱ』がインナーです。実際に打つと『フィール ZX Ⅱ』のインナーのほうが硬く感じるし、球離れも早いと感じていて、『フィール ZX Ⅲ』のほうはボールが食い込んでくれるし、バランスの良いラケットですね。

うちの選手では『アイスクリーム』も使っています。このラケットは5枚合板の中にアクシリウムカーボンとゼフィリウムカーボンという違う素材を挟みこんでいます。うちの選手が使うのは『アイスクリーム AZX i 』というインナーラケットです。たとえば、フォアハンド主戦の選手で、フォアハンドは強く打ちたいが、バックには安定を求める選手がいますが、そういう選手には『アイスクリーム』が良いでしょうね。ただ、フォアとバックの両面で同じ打球感を求める選手は『アイスクリーム』から『フィール ZX Ⅲ』に移行しています。

『アイスクリーム』はグリップも細く感じるし、握りやすいグリップになっている。自分が現役だったら使いたくなるラケットです。シェークの選手は握った時のグリップの感覚が大事ですね。持ちやすい、振りやすいと感じるラケットを選ぶべきです。昔のXIOMラケットは太くて、「これは握れない、振れない」という感じでしたが(笑)、今のXIOMのラケットは別物になっています。

 

ーーしかも、『フィール ZX Ⅲ』は日本製ですね。

 そうですね。日本製のラケットなのでばらつきが少ない。海外ラケットというのは当たり外れがあったり、重さにも個体差があったりします。

 

ーー平さんは実際に自分で試打して、その後に選手に選ばせるんですね。

 はい。まず自分で打ってみます。自分が駄目だと思う用具は選手に薦めるのは難しい。逆に自分が良いと思ったラバーやラケットでも選手に合わないケースもあります。選手にはいろいろ試してもらい、その中で、本人の感覚と、私が打球を見た時の感覚をすり合わせていきながら、その選手のためのベストラバー、ラケットを探すようにしています。

ーー貴重なお話、ありがとうございました。

XIOMの『アイスクリーム AZX i』は韓国の鄭栄植が使用するラケット。木材5枚にゼフィリウムカーボンと、アクシリウムカーボンという違う素材のカーボンを組み合わせったハイブリッドラケット

 

弾きの良いアクシウリムカーボンを使った面は、グリップに赤色が入っている

 

グリップのパープルのほうは、ゼフィリウムカーボンで、球持ちが良い面

 

相変わらずなのは、スタイリッシュなXIOMのパッケージ

 

XIOMラケットの詳しい商品情報はこちら
https://xiom.jp/?mode=cate&cbid=2598018&csid=0